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2020-04-08

地域の価値をつなぐ|景観計画

地域の資源

青森県の十和田湖畔に関する景観計画(案)およびデザインガイドラインを策定しました。当該地域は文化財保護法で指定する特別名勝であり、かつ環境省で指定する国立公園区域に指定されています。

案の策定にあたって、地域の人に話を伺うと、数十年にわたって「何が規制されているのかわからない、どうしたら良いかわからない」ということが、今ある規制を「守れない」状況になっていました。そのため、計画をつくることもさることながら、地域の人も理解をし、店舗や住宅に自ずから活かしていくことが求められた案件でした。そのため、計画に付随する専門家を湖畔に呼び、地域の人とともに一緒に勉強会を開催しながら進ています。今後も少しづつ勉強会を開催しながら、自分たちでできることを少しづつ進めていく予定です。

景観計画やデザインガイドラインはあることも大事ですが、それ以上にそれを基本として、「地元の人が何をできるか」が大切なことだと考えています。

また、地域の人への詳細な聞き取りから、“ あずましい湖 日常を忘れ悠久の時間の中で 過ごす ” という、地域の価値を本質的に捉えるであろう価値観が生まれました。この言葉を中心に、湖畔での様々なプロジェクトへ連鎖していっています。また、風景屋としてもyamajuという空き店舗をリノベーションし、カフェ兼ゲストハウスを開業しました。

十和田湖畔は廃屋や空き店舗が多いのが実情ですが、少しづつ変化していくことために、できることを地域の人と一緒に進めていきたいと考えています。一人でも多くの人が湖畔を訪れることを、景観計画をきっかけに始めるという不思議なプロジェクトです。

大切な言葉を支える三つの価値
価値を支える6つの思想
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