暮らしの種まき

街に開けた接地型ホテル

2012年冬、東日本大震災の被害にあった4つの旅館が組合をつくり、早期の旅館業再開を目的として、未来への可能性も見据えた移動できるトレーラーハウスで約4年半の営業を行ってきました。そして、2017年5月にさらなる町の発展を勘案し女川駅裏へ移転となりました。移転にあたり、トレーラーハウスの特性を活かした40台の町内大移動が行われ、全国初のトレーラハウスの本設申請となった事例です。

駅から歩いていくとお庭のような空間を抜けてエントランス・フロントへ辿り着きます。フロント前にはデッキと芝生が広がります。チェックイン後は屋外のお庭の様な空間を抜けてそれぞれの宿泊棟に抜けていきます。緩やかな苑路の途中には大小様々な”パルケ parque”*が存在しています。

女川町には全国的にも珍しく駅舎の中に温泉があり、世界三大漁場の一つである金華山沖でとれた美味しい魚介を味わえます。美味しいビール屋さんや素敵なカラオケ居酒屋でご飯を食べて、ほろ酔いになることもできます。朝早く起きて、周囲の山々を散策してリアス式海岸部らしい眺めの良い場所に巡り会うこともできます。天気が良い時には、外での時間を過ごす、街で、ホテルで、好きな場所で過ごす、そんな自分の時間を持てるホテルです。

*”パルケ parche”はスペイン語で「広場」、ホテル名の”エルファロ Elfaro”は「灯台」の意味です。

Project Titlel: Hotel Elfaro
Client: Elfaro CO.LTD
Location: Miyagi, Japan
Program: Trailer’s Hotel (40 trailer house)
Design Year: 2016-2017
Project Member :Teppei Kobayashi (Project Manager, 風景屋 ELTAS) , Kenichi Uno (Master Planner, ATELIER U Inc.), Yuhei Yamashita (Architect Directer, IAS) / Maiko Sugawara (Architecture, she) / Landscape Design: All member
Construction : HASHIMOTOTEN CO., LTD.
Site Area: 7311m²
Category : Architecture
Link:http://hotel-elfaro.com/